Shinjuku.rs #3にてLightning Talkをしました。

先日、3月12日に行われた勉強会「Shinjuku.rs #3」にて、Lightning Talkをしました。

発表は「Visualizatoin System in Rust - Rustで作る可視化サーバの紹介」というタイトルで行いました。

www.slideshare.net

CTFなどで活躍するOpenGL製の可視化サーバをRustで組んでみたとき、どのような利点があるのか、はたまたどんな問題に遭遇したのか発表しました。

OpenGLを使うシステムで、Rustを使う良い点は次のようなところがありました。

  1. 処理速度が速い
  2. ガベッジコレクションがない
  3. クロスプラットフォームで動作するアプリが作りやすい
  4. 新規ライブラリの導入が楽

一方で、いくつものスレッドが実行される並列処理のプログラムを組もうと思ったときに、スレッドをまたいだデータの扱いが難しく、初心者には大きな障壁になりえることを発表しました。

私自身、Rustの習熟度がまだまだなので、これからも勉強して、並列処理のうまい攻略法を探っていきたい所存です。

ただ、わからないなりに発表して良かったことは、参加者のκeenさんやqnighyさんからアドバイスをもらうことができたことです。

Rustコミュニティは、Rust自体が難しいせいか(笑)、みなさん優しいです。

発表 = 自己紹介、くらいの気持ちで発表すると、他の方たちとも早く打ち解けられるので、他の方たちもどんどん発表できたらいいなぁ、と思っています。